最近マラソン選手の間ではやっているNIKEのピンクぃ厚底シューズ。
これに対して波紋が広がっています・・・
一時、東京五輪での使用が禁止されるのではないと騒動が起きていました。
しかし、世界陸連は追加条件を付与して使用を許可すると発表をしました。
実際のところルールはどうなっているのでしょうか?
また、今回の発表により選手たちはどんな影響を受けるのでしょうか?
選手にもNIKE派、非NIKE派がいるようですからね!
今回は厚底シューズ使用問題について詳しくご紹介いたします☆
ルールに翻弄されず、選手の皆さんにはベストパフォーマンスをしてほしいですよね(^▽^)/
Contents
東京五輪厚底シューズの確定ルールは結局禁止ではない?
禁止ではありません!!
ナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライ」シリーズを巡っては、このシューズを履いた選手の好タイムが続出していて、規制の可能性が取り沙汰されていました。
しかし、世界陸連は『靴底の厚さが4センチ以下に制限され、カーボンプレートが1枚だけなら認められる』としました。
ただ、『市販から4カ月以上が経過したシューズに限る。』としています。
ナイキのヴェイパーフライシリーズはこの条件を満たすので、履くことが可能になりました。
新ルールによってダメージを受けるのは非NIKE派?
さて、ナイキのシューズを利用している選手にとってはガッツポーズなルールですが・・・
その他のメーカーのシューズでなおかつこれから東京オリンピックに向けてオーダーメイドでシューズを作ろうと考えている選手には大打撃・・・
ルール違反(市販から4カ月以上が経過したシューズに限る)になってしまうからです(´;ω;`)ウッ…
しかーし!!
大手シューズメーカーのミズノやアシックスも負けてはいません!!
箱根駅伝や元旦のニューイヤー駅伝の際には両社ともプロトタイプを投入!
元日のニューイヤー駅伝では、最長距離の4区でアシックスの新型シューズを履く選手が先頭争いを制し、トップでたすきをつないだ。
「メタレーサー」と呼ばれているこのシューズには、同社が昨年2月に発売した市民ランナー向けモデルの「長く楽に走る」技術を応用版であり、今後、東京オリンピックで使用される候補の厚底シューズの1つです^^
マラソン注目選手男女でNIKE派と非NIKE派は誰?
ナイキ派
男子
大迫傑選手
ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%フライニットを愛用。
あのピンクの靴です^^
この靴を履いて出場した2018年のシカゴマラソンで日本記録をたたき出しました!
女子
鈴木亜由子選手
ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%フライニットを愛用。
大迫選手と同じあのピンクの靴です^^
この靴を履いて出場したマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ第2戦の大阪国際女子マラソンで2位入賞!!
非ナイキ派
男子
アモス・キプルト選手
アディダス ゼロサブ2
ケニアの選手で、この靴を履いて出場した2018年の東京マラソンで3位入賞!
女子
松田瑞生選手
ニューバランス製の加古川でオーダーメイドでサイズ合わせして作っている「三村シューズ」を愛用。
この靴を履いて出場したマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ第2戦の大阪国際女子マラソンで優勝。
東京オリンピック出場に大手をかけました!
東京五輪の結果に新ルールはどう影響するか?
新ルールに違反しない厚底シューズを履いた選手ばかりが参加することになるでしょう。
新記録合戦が続くのではないかと予想されますね。
そして、新作のシューズが多く発売されると考えられます。
市販から4カ月以上が経過したシューズに限るというルールができましたので、急げばぎりぎり間に合う商品もあるのかもしれません・・・
まとめ
今回は厚底シューズ使用問題についてご紹介いたしました☆
シューズによって記録が変わるのもわかりますが、筆者は選手の日々の厳しい練習の成果が記録に大きく影響を及ぼしていると感じます(^▽^)/
どのようなシューズを利用しても、どのような結果になっても、選手がさっそうと駆け抜けていく姿は見ごたえ抜群です♪
さぁ、みんなで応援しませんか?東京オリンピックまであと少しですね^^