ラグビーのポジションと役割が初心者でも分かる!これで観戦が楽しめるぞ♪

いざテレビでラグビー観戦をしよう!と思っても、難しい言葉ばかりで全くついていけません(´-﹏-`;)

特にポジションて普段聞かない言葉だったり、ラグビー独特?なのかあまり他のスポーツにも無い呼び名だったりして全然分からないんですよね。

でもこのポジションは、まずしっかり抑えておかないといけない1つ。

これを知ることでテレビ観戦も一気に楽しめるようになります。

私と一緒にラグビーのポジションその役割についてお勉強していきましょう♪

Contents

まず「ポジション」と「役割」のポイントを抑えよう

ラグビーってポジション名からもう分かんない(´-﹏-`;)

ラグビーはたくさんの屈強な人たちが何かわからないけどうまい具合にフィールドに散らばってパスなどの連携をしたり、時にはガッツリ肩を組んで相手と押し合いっこしてますよね。

当然場所ごとにはポジション名とその役割があって、上手く連携しているのだとは思いますが、初心者にとっては不思議なキーワードばかりでちんぷんかんぷん。

 

ラグビーのポジションはいろんな名前があるんだけど、実際はもっと概念的にざっくり覚えちゃっても大丈夫なんだよね。

ということで、難しく考えずラグビーのポジションについて色んなサイトさんでまとめてくれたのを初心者代表の私が読ませていただき、自分なりに理解してみました。

 

ポジションに関して基本的に抑えておいたほうが良いポイントは以下の通り!

  • 15人制ラグビーは15人いるので15のポジションがある!
  • FW(前半分)は8人、BK(後ろ半分)は7人
  • FWは相手のFWとガッツリぶつかり合って、ボールをゲットするのが目的
  • BKはFWが取ってくれたボールを走ったり蹴ったりパスしたりしてゴールに届けるのが目的

 

ということでまずはざっくりラグビーのポジションは前と後ろで半分くらいに分かれていて、前の力持ち部隊がボールをゲットして、後ろの俊足テクニカル部隊がゴールまで運ぶという感じで覚えてしまいましょう(▰˘◡˘▰)

 

前後に分かれる2つのグループがある!FW、BKって何?

ラグビーのポジションは以下の2つから出来ています。

  • フォワード
  • バックス

フォワードはFWとも表記しますが、日本語訳すると”前”とか”先”とか言う意味ですね。

逆にバックスはBK。ちゃんと書くとBacksと表記するみたいです。

つまり後ろ側、ということですね。

 

ラグビーはこの前側にいるFWと後ろ側にいるBKに分かれます。

で、それぞれ何してるの?というところなのですが、ずばり

  • FWはボールをゲット
  • BKはそのボールを点に結びつける

です。

もう基本はこの2つを覚えれば良いと思います。

 

フォワードというのは”スクラム”というあの味方同士固く組み合って敵チームと押し合いっこするあれですね。

 

一方バックスというのはフォワードが取ってくれたボールを今度はゴールにまで運ぶ役割をします。

横にパスを出しながらゴールに向かってダッシュ!

そして時にはキック!


引用元:https://ameblo.jp/lucky-mk-luck/entry-12249269401.html

一時凄く騒がれた五郎丸選手のあのポーズやキックはあまりにも有名だよね!さすがの私でも知ってる!

五郎丸選手もバックスなんだ!あのキックの技術はとても凄いんだよ。

 

FWとBKの役割を考えると体型とか必要な能力というのも見えてきますよね。

FW−体が大きくて力持ち

BK−足が速い、キックやパスが上手

調べているうちに見つけたんですが、BKのほうがモテるのだとか!?

 

1チーム「15人」という構成ですが、FW/BKで考えると

FW−8人

BK−7人

という風に振り分けられているようです。

各グループでも、「左右対称」のポジションと「1人しかいない」ポジションがあるみたいですね。

その辺は次項で詳しく見ていくとしましょう!

 

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前のグループFW!その中の各ポジションと役割を見てみよう

力持ちでボールをゲットするのが役割のフォワード(FW)。

その8人のメンバーでも更に細かい役割が分かれているみたいですよ!

そうなんだよね。

段々と聞き慣れない言葉が出てくるので分かりづらいかもしれないけど、考えはとてもシンプルだから一つ一つイメージしながら見ていこう。

FW8人はその中で更に3つのグループに分かれています。

前から順にフロントロー(Front rows)、セカンドロー(2nd rows)、サードロー(3rd rows)の3つのグループです。

“row”というのは日本語で列。

つまり前列、2列目、3列目という意味なんだ。

緑色の線でつないだグループが、それぞれ前からファーストロー、セカンドロー、サードローとなります。

それぞれの役割としては、、、

  • ファーストロー
    敵と実際に組み合う!
  • セカンドロー
    前列が組んでるスクラムを後ろから押す!
  • サードロー
    左右後方からスクラムを押したり、BKがやられないようにサポートしたり、ゲームをコントロールしたり!

こう見ると意外とシンプルだね。

ボールをゲットするFWは3列のグループがあるのかぁ。

そうだね。

実は更に各グループの中にもポジション名が決まっていて、微妙に役割が違ったりするんだ

FW ファーストロー 1:左プロップ

プロップ(Prop)とは”支柱・支え”のこと。
文字通りスクラムを支える。

2:フッカー

フック(Hook)とは”引っ掛ける”という意味。
スクラムの真ん中で相手のスクラムと直接ガッチリ繋がる。

3:右プロップ 右側にいるプロップ
セカンドロー 4:左ロック

ロック(Lock)とは”錠”のこと。
文字通りスクラムをガチッと固定する

5:右ロック 右側にいるロック
サードロー 6:左フランカー

フランク(Flank)とは側面という意味。

スクラムの横側を支える

7:右フランカー 右側にいるフランカー
8:ナンバーエイト  FWの1番後ろに陣取り全体をコントロール

 

1つ1つ見ていきましょう。

ちょっと長くなっちゃうので「欲しい情報だけ」という方はサイドバーの目次から飛んでください。

 プロップ(1番と3番)

1番前で直接相手チームとスクラムを組む人たち。

175〜185cm、体重100〜120kgくらいの体型が標準だそう。

特に首が太い方が多いポジションみたいですね。

直接相手とぶつかりもみくちゃにされるポジションでもあるので、忍耐力が必要なんだそうです。

代表的なプロップ(PR)

やんぶーこと山下裕史選手。

183cm、120kg。

神戸製鋼コベルコスティーラーズ所属。

世界レベルのその体格でスクラム内の存在感は相手チームを威圧する程です。

フッカー(2番)

スクラム最前列の真ん中で直接相手チームと組み合うポジションです。

押し合いをするばかりでなく、足元にあるボールを上手に掻き出したりなど器用さなども求められるそう。

なので、プロップと同じくがっしりとした体型でありながらも足元でちょこちょこできるようなテクニカルな部分もある人が担います。

代表的なフッカー(HO)

堀江翔太選手。

180cm、105kg。

パナソニックワイルドナイツに所属。

「世界で最もスキルのあるフッカーの一人」と称されるほど技術も凄い選手。

相手の動きを計算し時にどこのポジションか分からなくなるほどポイントを抑えたプレーをする選手です!

ロック(4番と5番)

ロックはFWの中衛ポジションからスクラムを押し込むポジションです。

また特に左ロックはパスを受けることなどもするため、最も大型な選手が配置されるそう。

ラグビー王国ニュージーランドの子どもたちは、ロックというポジションがもっとも憧れなんだとか?!

なんでも「頼りになる男の象徴」と考えられているそう。

代表的なロック

真壁伸弥選手。

192cm、125kg。

サントリーサンゴリアス所属。

走ってもよし、突破力も外国人選手に引けを取らない圧倒的パワーのLOです!

フランカー(6番と7番)

スクラムを再度から押し込むFWポジションです。

またBKの攻守時のサポートを行う必要もあるためスタミナやスピードも要求される、まさにFWの花形!

縦横無尽に走り回り相手からボールを奪ってくるという役割もあるそうです。

代表的なフランカー

日本代表主将リーチ・マイケル選手。

190cm、105kg。

東芝ブレイブルーパス所属。

普段は穏やかでとても心優しい紳士と思いきや、フィールドに立つと野獣とかす。その姿はチーム全体を鼓舞するほどと言われています。

ナンバーエイト(8番)

FWの一番うしろに控えスクラム全体をコントロールし的確な指示を出すリーダーのような統率力が求められるポジション。

スクラムから出てきたボールをさばいたり、BKを守るための突進など最も総合的な能力が求められます。

なんでもナンバーエイトがチームのキャプテンになるケースはとても多いんだそうですよ。

代表的なナンバーエイト

ツイヘンドリック選手。

189cm、107kg。

サントリーサンゴリアス所属。

スピードやパワーもさることながら、日本での経験による巧みなステップなど切れのあるプレーも魅力です。

後ろのグループBK!その中のポジションと役割を見てみよう

バックスにも色々とポジションがあるんでしょう?

そうそう。

でもここで頑張って覚えれば、絶対ゲームを見てて楽しめるから!

あと半分頑張ってみて!

バックスもフォワード同様様々な役割を持ったポジションに分かれています。

こちらもまずは大きく3つのグループに分かれています。

それぞれ前(上)からハーフバックス、スリークォーターバックス、フルバック。

  • ハーフバックス
    ボールの確保からの得点へとつなげる組み立てを行うポジション
  • スリークォーターバックス
    チームの得点源となるポジション
  • フルバック
    サッカーで言うところのゴールキーパーのような守りの要
    但しこちらは攻撃にも積極的に参加する

ふむふむ。

FWがゲットしたボールをゴールへ運ぶための、組み立てと実際の得点、それと全体のコントロールと言う感じに分かれているんだね。

うんうん。

こう見るとBKのポジションも意外とシンプルでしょ?

バックスの3つのグループもそれぞれ細かなポジションが決まっている。

BK ハーフバックス 9:スクラムハーフ スクラムでゲットしたボールを10番に繋げる攻撃の始点となるポジション
10:スタンドオフ 攻撃を仕掛ける際の司令塔。パス・ラン・キックなど戦略を立てチームを動かすポジション
スリークォーターバックス 11:左ウィング センターからボールを受け取り1番端から走ってトライする得点源となるポジション
12:左センター 10番から受け取ったボールを前に進める、又は更に外側(ウィング)にさばく得点源とゲームメイクの両方をこなす
13:右センター 右側にいるセンター
14:右ウィング 右側にいるウィング
フルバック 15:フルバック 敵の攻撃をキックで弾いたり突破してきた選手を潰したりする守りの要

こちらも一つ一つ見ていってみましょう。

スクラムハーフ(9番)

「FWのスクラムの中にボールを入れ、またボールを拾い出す。
拾い出したボールを10番(スタンドオフ)に渡す。」

このようなFWとBKをつなぐ役回りを担います。

敏捷性と手先の器用さが求められるため比較的小柄な選手が多いそう。

奇をてらった戦略的な行動など、策略家タイプがこのポジションになることが多いらしいです。

スクラムハーフからの名監督というのが、よくある流れだそうですよ!

代表的なスクラムハーフ

田中 史朗選手。

166cm、75kg。

パナソニックワイルドナイツ所属。

スクラムからボールを取った後どうすれば最適かを「1秒以内で判断している」と言われる世界クラスの頭脳を持ったSHなんだよ。

スタンドオフ(10番)

スクラムハーフの後ろに控え、ボールを受け取った後BKがどのように攻撃を組み立てるかを指示するポジションです。

日本では「司令塔」と言われており、ラグビーに対する知識・理解が最もある選手がこのポジションに配置されます。

司令塔と言っても指示ばかりするのではなく、タックルしてボールを取る、正確なパスをするなどパワーや技術も必要となってきます。

代表的なスタンドオフ

田村優選手。

181cm、91kg。

キャノンイーグルス所属。

高いパス・ラン・キック技術もさることながら、空間や味方の動きを把握し的確に行われる指示こそが田村選手の武器です!

センター(12番と13番)

スタンドオフからパスを受け、前に進むかはたまたウィング(更に横)に繋げるか、実際のゲームの組み立てを行うポジションです。

ウィングがトライ目指してランをしているときやディフェンスのときなど積極的にタックルを行い有利に進めます。

タックルの技術やパワーとスピードが求められるポジションです。

センターの中でもインサイド・アウトサイドと種類があるようで、インサイド(内側)はゲームメイクが得意、アウトサイド(外側)はスピードがあるという感じ何だそうです。

代表的なセンター

立川理道選手。

181cm、94kg。

クボタスピアーズ所属。

パス、ランが上手くSOもこなす。そのタックルは協力です。

ウィング(11番と14番)

最後にセンターからパスを受け取り、実際のトライをゲットしにいく重要なポジションです。

やっぱりスピードが最もある選手が配置されるようです。

また普段はBKでのかなり後ろ、というか後ろから2番目に位置しているにもかかわらずトライゲッターとなるため、1番走る距離が長くスタミナも求められます。

スピードとキレで勝負する。

代表的なウィング

山田章仁選手。

181cm,90kg。

パナソニックワイルドナイツに所属(2018年12月に退団宣言されたようです)

飛んだり跳ねたりとかなりトリッキーなランでトライを量産する見ていてとても面白い選手。彼がボールを持つだけで完成が湧きます!

フルバック(15番)

ディフェンス時にBK全体を統率し、運び込まれてしまったボールを大きくクリアするためのキックなどが主な役割になります。

よくサッカーでいうゴールキーパーと比較されますが、フルバックは攻撃時にも積極的に参加するため、少し違いがあります。

クリアのためのキック、はたまたカウンターのためのキックとそのキック力と正確さがとても大事になってきます。

代表的なフルバック

五郎丸歩選手。

185cm,100kg。

ヤマハ発動機ジュビロ所属。

前回大会でその活躍と例のポーズで一躍スターになりましたね☆

うんうん!これはさすがに私でも知ってる!
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まとめ

ふぅ〜たくさんあったね。

そうだね。


まぁ一度になんて覚えられないから、試合を見ながら自分が格好良いと思うプレーを意識してみて、それに関連するポジションを段々と覚えていけば良いよ☆

今回はラグビーのポジションについて解説してみました。

まずラグビーのポジションは大きく”フォワード(FW)”と”バックス(BK)”に分かれます。

またFW、BK共にそれぞれ細かい3つのグループに分かれており、更に更にその中でもポジションごとの細かい役割分担があります。

一度にこれらすべてを覚えるのは大変なので、好きなプレーに関係するポジションから意識して覚えていくようにしましょう♪